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創作裏話【2】手折った青の行方

 そういえば何でこのブログで創作裏話を書こうと思ったかというと、今年で(正確には去年かも)創作活動を始めて10年になるからです。「まとめのイラスト本を作ろう」とも思っていたのですが、心身ともに余裕がなくて諦めました。その本の中でいろいろ語ろうとしていたものの、「そもそもこんな長文収録できないな」と気づき、自分の振り返りという意味でもこうして書くことにしました。

 

 そしてこのホームページを基本自分のギャラリーとしてのホームにするため、レイアウトを整えたり、イラストを整理したりしました。ピクシブやクリエーターズバンク(全然使ってない)それぞれで載せてる絵が全然違っていて、「このホームページにはじゃあ何を載せよう」とめちゃくちゃ悩みました。今も悩んでますが。いろいろ考えた結果、「この創作裏話で取り上げられるかどうか」を基準に並べました。

 

 というわけで、今回はこちらの「手折った青の行方」。副題は「『今君は幸せですか』」。カッコつきの呼びかけ式なのは私の中では珍しいです。この作品は好きだと言ってくださる方が思ったより多かったな、と記憶してます。自分としては、描いた当時も今もそこまでお気に入り!というわけではないのですが、込めた思いが結構強いので、創作2作品目として大事な作品です。

 

 私の絵の描き方として、①絵に世界観(ストーリー、設定)があって描く②自分自身の思い(感情)を絵として表現する という二つがあります。前回の「さよならアルビレオ」は前者。この作品は後者です。女の子は私自身として描いたわけではありませんが、この作品の場合はこの赤いバラと水色のバラが私自身の思いを表しています。10年前の作品ですが、この赤いバラが何なのか、水色のバラが何なのか、しっかり覚えていますし、これからも忘れることはありません。今もしこのリメークを描くことになったら、少しバラに変化があるかもしれません。ただ、このバラに込めた思いが何なのかまでは語ったこともないですし、多分これからも語らないかなあと思います。これは私だけのものなので、見てくださる方が自由に解釈してほしいです。

 

 今こうしてじっくり振り返ると、ワンピースの青のグラデーションがきれいですよね。どう塗ったかはもちろん覚えていませんけど。髪の毛の流れも好きです。バラはつたないな。まあ今だって写実的に描いているわけではないけれど。この白い背景にくっきり浮かぶ絵もこの頃の特徴だったなあと懐かしくなりました。この白い背景についてはまた今度語ります。